アンコーナの南部に位置する岬、モンテコーネロは、アドリア海に突き出た絶壁で有名です。光り輝く海水を眺めつつ、イボタノキやラベンダ、西洋ヤマモモをはじめとした地中海性の野草の広がるこの地には、夏場多くの観光客がやってきます。古くからぶどうの木が生息していたこの地は、現在は赤ワインロッソコーネロのためのぶどう品種モンテプルチァーノが栽培されています。2004年にD.O.C.G.に昇格した洗練されたこのワインは、日々海から吹く潮風を浴びながら育つこのテノワールならではの独自性を持っており、その特徴的であり、確個とした風味は、まさにこの地におけるミクロクリマによるものです。この地を訪れる観光客や旅行者たちは、Strada del Rosso Coneroストラーダ・デル・ロッソ・コーネロ(ロッソ・コーネロの道)と呼ばれる地域を訪れることで、常に来客を歓迎するワイナリー巡りが可能です。勿論、希望者にはこの素晴しい赤ワインを試飲して、その凝縮された香り、そして長期熟成させた柔らかく滑らかな口当たりや印象的なそのボディーを持つこのワインの魅力を堪能することができるでしょう。
モンテコーネロ 生産者協会
2009年13の生産者たちが集まり“Yes, We Conero” というスローガンと共に協会を設立しました。この協会では、ワインのクオリティーと独自性を守り続けた生産を続けると共に、ここのテノワールの持つ魅力を最大に活かしていく為に、先人によって古くから行われてきた手作業で行われるぶどうの収穫をはじめ、自分たちのぶどうの木を自ら細心の注意を払って手入れをし、外部からのぶどうやワインが混ざることを防ぐために、ワイナリーでのボトリングを義務化するほか、農薬や酸化防止剤をはじめとした添加物の使用を最小限に抑えることで消費者、そして環境を考えたワインの生産を目指すという共通の想いを持った生産者たちが集まりました。そして彼らはこのワインの持つ魅力を協会という形で今後様々なプロモーションなどを活かしつつ、より多くの人々に愛されるワイン造りを目指し続けていきたいと願っています。